建築関連工事

金物、建具工事共用内部工事外構工事建物部位名称


金物、建具工事

金物、建具工事は現状を回復する工事ではなく、新築時からの時代の変化に対応して、グレードアップを行う改良工事の意味合いが強いです。

室名札、階数表示板などの雑金物は、共用部の美装のため交換されます。天井を排気により汚している排気ガラリは、排気の向きが分散されるものに交換します。雨どいの支持金物が鉄製の場合、錆によりコンクリート躯体が膨張し、抜け落ちる危険性がありのでステンレス製に交換します。バルコニーにある避難ハッチは鉄製の場合、錆びて使えない可能性もあるのでステンレス製のものに交換します。集合郵便受けもA4サイズが入らないタイプは、エントランス周りの状況にもよりますが、大きめのものに交換するケースもあります。高齢化対策の観点から、建築基準法の改正で階段の手すり設置が義務化されているので、階段に手すりを設置する事例が増えています。廊下やバルコニーの手すりを補修・交換する際は、溶接・切断の火花や切粉の飛散対策、一時的に古い手すりを撤去した際の安全対策をしっかりと行わなければなりません。

玄関扉の更新は、費用・施工スピードの観点から、既存の枠に新たな枠を被せたうえで、扉を交換するカバー工法が主流です。扉を交換することで気密性、遮音性、断熱性、防犯性、美装性が向上しますが、扉の開口寸法が既存より少し縮小することは事前に管理組合の承諾を得る必要があります。